2025年度秋季 芝浦工業大学 学位記授与式および入学式が挙行されました

9月25日、2025年度秋季学位記授与式（9月修了?卒業）および入学式（10月入学）が挙行されました。学位記授与式では博士課程8名、論文博士3名、修士課程22名、学士課程39名の学位記授与に加え、創立者有元史郎記念賞、学長賞（グローバル）の授与が行われました。続いて執り行われた入学式では、留学生を含む博士課程15名、修士課程31名、学部12名の入学者を歓迎しました。

山田純学長は式辞において、先行き不透明なVUCA（変動、不確実、複雑、曖昧の4つの英語の頭文字）の時代を生き抜くには、国や歴史などによって生まれる人の考え方や価値観の違いに素早くかつ柔軟に対応する「異文化アジリティ」が重要だと説きました。留学経験で培った力を糧に、AIという新たな「異文化」にも柔軟に適応し、未来を切り拓いてほしいと語りました。

また、鈴見健夫理事長は祝辞で、創立100周年を迎える本学の歩みに触れ、学生生活での努力と挑戦が将来を形づくることを強調しました。そのうえで、逆境に挑む力を磨くとともに、謙虚さと感謝の心を忘れずに学び続け、支えてくれた家族への思いを胸に、芝浦工大での学びを実りあるものにしてほしいとエールを贈りました。