第19回SEATUCシンポジウム(SEATUC2025)が開催されました
- お知らせ

ベトナム?ホーチミン市のホーチミン市工科大学(HCMUT)において第19回SEATUC2025が開催され、本学からは学生55名と教職員16名が参加しました。
シンポジウム1日目の3月5日の開会式は、工学部先進国際課程のシャルー?モハマドダン准教授による基調講演スピーチ(テーマ:Ergonomics for Sustainability)で幕を開けました。休憩を挟み、ワークショップ?セッションとポスター?セッションが並行して開催されました。ワークショップ?セッションでは、複合領域産学官連携推進本部 古瀬特任教授が講演(How Engineering Universities Shape the Innovation Ecosystem of Tomorrow)を行いました。
ポスター?セッションは屋外で行われ、本学学生が自身のポスター前で発表を行い、質問者と活発な議論が行われている様子が見られました。
午後はトピックごとに複数教室に分かれ、テクニカル?セッションの口頭発表が行われました。各教室はHCMUTの教員がファシリテーターとなり、口頭発表の後、発表者と聴講者との間で質疑応答が行われました。
夜は会場をAthena Hotelに移しSEATUC協定校の教員、学生など全ての参加者が招待されるGala Dinnerが開催され、参加者は各テーブルにてベトナム料理を楽しみつつ交流を行いました。
シンポジウム2日目はラウンドテーブル?セッションでスタートした後、HCMUT主催の”Innovation towards NetZero Strategy”をテーマとしたワークショップが行われた。SEATUC各協定校の代表者からのショートスピーチが披露され、本学からは、工学部物質化学課程 野村教授が本学のカーボンニュートラルに向けたCO2排出削減の取り組みについて紹介しました。
1日目同様ワークショップ?セッションとポスター?セッションが並行して行われ、午後はSEATUC加盟校の担当者が出席する運営会議が開催されました。ホスト大学であるHCMUT、次年度ホスト大学となるインドネシア ガジャ?マダ大学(UGM)、ベトナム?ハノイ理工科大学(HUST)、タイ?キングモンクット工科大学トンブリ校(KMUTT)および本学が対面参加、タイ?スラナリ工科大学(SUT)、マレーシア工科大学(UTM)、インドネシア?バンドン工科大学(ITB)がオンライン参加しました。運営会議では、次回開催校のUGMより開催時期や投稿を募る論文トピックの提案、理工学研究科長?長谷川忠大教授より次々回開催校の確認、国際理工学専攻 ニコデムス?レディアン教授よりSEATUCジャーナルのCall for Papersのスケジュールについての説明が行われ、終始和やかに議論が行われました。閉会式では、UGMのDr.AliAwaldinよりSEATUC2026(第20回SEATUC)について2025年12月3日?4日にインドネシア ジョグジャカルタ市のガジャ?マダ大学で開催されることが正式に発表され、2日間の集いに幕を下ろしました。
芝浦工業大学SEATUC運営メンバー
Position | ||
General Co-Chairs | 理工学研究科長 電気電子情報工学専攻 教授 |
長谷川 忠大 |
Technical Program Committee Co-Chairs | 国際理工学専攻 教授 | 三好 匠 |
Publication Co-Chairs | 国際理工学専攻 教授 | ニコデムス レディアン |
Workshop Co-Chairs | 複合領域産学官民連携推進本部 ベイエリア?オープンイノベーションセンター長 特任教授 | 古瀬 利博 |
参加協定校
?ガジャ?マダ大学(インドネシア) Universitas Gadjah Mada (UGM), Indonesia
?キングモンクット工科大学トンブリ校(タイ) King Monkut’s University of Technology Tonburi (KMUTT), Thailand
?スラナリー工科大学(タイ) Suranaree University of Technology, (SUT) Thailand
?ハノイ理工科大学(ベトナム) Hanoi University of Science and Technology (HUST), Vietnam
?バンドン工科大学(インドネシア) Institut Tecknologi Bandung (ITB), Indonesia
?ホーチミン市工科大学(ベトナム) Ho Chi Minh City University of Technology (HCMUT), Vietnam
?マレーシア工科大学(マレーシア) Universiti Teknologi Malaysia (UTM), Malaysia
~SEATUCとは~
2006年、本学は東南アジアを代表する工科系大学4校と共に、SEATUC(South East Asian Technical Consortium)を設立。その後、新たに3大学が加わり8大学で若手研究者の育成や共同研究の実施、年1回のシンポジウムの開催などを行ってきました。特に東南アジアの優秀な学生を本学に招聘し博士学位取得のための教育を提供する「ハイブリッドツイニングプログラム」においては、東南アジアの大学教員?研究者等として活躍する80名以上の博士学位取得者を輩出し、東南アジアの発展に寄与してきました。
/global/summary/project/index.htm

SEATUC受付1

SEATUC受付2

基調講演_工学部先進国際課程のシャルー?モハマドダン准教授

ワークショップ_複合領域産学官連携推進本部 古瀬特任教授

テクニカル?セッション

ポスター?セッション

Gala Dinner1

Gala Dinner2

ワークショップ_野村教授

運営会議写真

運営会議集合写真

閉会式集合写真