伊藤貴哉さん、勝浦真帆さん、保坂和輝さんが第17回ダイワハウスコンペティションで佳作を受賞

【研究目的】
建築設計力の向上です。
 
 【研究内容】
「電気を使わない家」というお題に対して都市で暮らす路上生活者の「日常の家」であり、居場所がない現代人の「非常時の家」を設計しました。

【今後の展望】
本提案を設計するにあたり、実際に路上生活者たちが都市の中でどのようなふるまいをしているか調査を行い、立ち退きや排除アートなどで都市は彼らにとって住みにくい街になりつつある現状を目の当たりにしました。しかし限られた場所で力強く知恵を駆使しながら生活する様は一般的に弱者と扱われがちな考えを一変させます。本提案では路上生活者が居場所を追われている現状に疑念を抱き、現在の都市が持つ「公共」の捉え方を考え直すきっかけになればという思いを込めています。