船寺早紀さんが第31回「エレクトロニクスにおけるマイクロ接合?実装技術」シンポジウムにてMate2025 優秀発表賞を受賞

2025/03/17
  • 材料工学専攻

受賞者
船寺 早紀 さん (理工学研究科 材料工学専攻 2年)

指導教員
苅谷 義治 教授(工学部)

学会?大会名
31回「エレクトロニクスにおけるマイクロ接合?実装技術」シンポジウム

賞名
Mate2025 優秀発表賞

発表題目
有限要素法を用いたパワー半導体ダイアタッチ接合部のパワーサイクル破壊進行シミュレーション

 


研究目的

パワー半導体モジュールの寿命予測手法の確立を目的としました。

研究内容

現在、パワー半導体モジュールの接合部で発生している破壊の寿命予測手法は確立されておらず、経験的な手法で行っいます。しかし、より汎用的かつ簡便に寿命予測できる手法の開発が切望されています。そこで、コンピュータ上で破壊が発展すると同時に、接合部での温度上昇を再現することで、寿命予測手法の確立に向けた指針を示しました。

今後の展望

損傷発展解析に用いている損傷発展式の定数の精度向上を行うことで、より正確な寿命を算出できるように改良します。